令和6年9月26日(木)、北杜市高根町内で村山の郷・育む会(以下「村山の郷」)による
「水の道を歩く集い」が開催されました。
村山の郷は、地域の連携強化、地域の活性化、地域の景観・環境とともに水利資産を
末永く守り伝えていくことを目的として設立された活動組織となります。
今取り組みは、地域の水利資産であり、世界かんがい施設遺産に登録されている
「村山六ヶ村堰疎水」と堰周辺の自然を護り次世代に繋げることを目標にして、
近年ではコロナ禍で中断されていましたが、今回、久々の開催となりました。
当日は、高根東小学校の4年生を対象に約50名の生徒が参加し、
グループに分かれて村山の郷の構成員と一緒に村山六ヶ村堰周辺にある
取水口や分水所、吐竜の滝の他にも水力発電所の施設内などを見学しました。
実際に現地へ足を運び、疎水の流れについて説明を受けることで、
資料や映像では感じることのできない学びを得ることができたとの感想を述べていました。